あけましておめでとうございます。
女将の麻里子です。皆さんお元気ですか?
タルマーリーは年末年始も元気に営業中です!例年は年末から1ヵ月の冬季休業をとるものの、今年は年末年始も含めて1月下旬まで営業することにしました。しかしこの冬に限って大雪が続き、宅急便の配送が止まるなどトラブルもありますが、それでも通販やレスキューのお客様に助けていただき、パンを無駄にせずに済んでおります。
さて、当方は2008年に開業以来、個人事業主として経営をしてきたのですが、2022年から法人化しました。
社名は、
「タルマーリー醸造株式会社」
です。
この社名には、パンに加えてビールにも一層力を入れていく決意を表しております。
2008年~2014年の千葉・岡山時代はパンのみでしたが、2015年末に智頭でビール醸造をスタートして早6年が経ちました。現状は仕込釜もなく寸胴鍋で麦汁を作る手作り工房なのですが、今年からはビール工場の拡張に加え、麦芽工場も整備していく予定です。今は外国産オーガニックの麦芽とホップを使用していますが、麦芽工場ができれば、近隣で自然栽培された大麦や小麦を原料として使えるようになります。
また、多くのお客様に智頭に来てビールを楽しんでいただくために、智頭宿(智頭駅から1徒歩10分)にビアカフェ&宿を準備中です。スタッフ不足で昨年オープン予定が延びに延びていますが、今年はなんとかオープンさせます!
2013年発刊の「田舎のパン屋が見つけた『腐る経済』」(渡邉格・著、講談社)にはパンづくりと経済の話を綴っておりますが、昨年2021年発刊の「菌の声を聴け」(渡邉格麻里子・著、ミシマ社)には智頭町での地域的な取り組みや、ビールとパンづくりの関連性についても詳しく書いておりますので、ぜひ読んでみて下さい!
というわけで、2022年もスタッフ一同、新たな気持ちで頑張ります!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
人を良くすると書いて食、介護の事業20年目、介も人を足で支えます、人偏の漢字は素晴らしいと実感してきました。ビアカフェ&宿のオープンを心待ちにしています。必ずオープンに足を運んで食を楽しみたいと、志を抱きました。