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Mariko Watanebe

モコ、卒園


先日はモコの卒園式だった。0歳8カ月から預けた東京・目黒から、千葉・大原→千葉・岬町→熊本・水俣→岡山・勝山と、5つの保育園を渡り歩いてきたモコ。起業、避難、移転と、私達と共に戦ってきたね。沢山の友達と笑って、悲しいこと沢山乗越えて、本当に大きくなったね。モコは私の誇る娘です。 東京から千葉へ移住して起業するタイミングは、格が強引に決めた。当時モコが1歳。私は子育てが一段落する頃(モコが小学校にあがる位)を想定してたから、物凄い不安で仕方なかった。けど、今日の卒園式でモコの成長を思い返した時、子育てしながら起業して頑張って、本当に良かったと心から思った。

子どもが小さいからとか、子育てを言い訳に夢を後回しにしていたら、きっと一生夢は叶わなかった。子どもが小さいからこそ考えることや見えることが沢山あって、それを仕事に反映させながら、そして何より泣いたり笑ったりしながら働く姿を子どもに見せながら、必死に走ってきた、モコが生れて6年。

起業する時、母子避難の時、移転再開まで、精神的に母親としてまったく余裕がなくて、モコにあたって怒ったりして、自己嫌悪に陥った。こんなダメな母親で、どんな子に育つかな?って、不安な時もあった。だけど、モコは全部わかって受け止めてくれて、まっすぐ育ってくれている(と思う)。

モコは物心ついた時から「タルマーリーのモコちゃん」だったから、水俣に避難し、岡山で再開するまでの間、両親と同じく辛そうだった。モコのためにも一日も早く再開したかった。そして今、モコはとっても生き生きと張り切って、嬉しそうにパン屋を手伝ってる。まさに看板娘!小学生になるの楽しみ!

それにしても、ここでパン屋という家業を営みながら、家族4人で暮らしている幸せを、毎日毎日噛みしめている。格がいて、子ども達が笑ってて、パンが作れて、お客様が来てくれて…。これ以上の幸せなんてない。


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