タルマーリー トークイベント vol.2
「小さくても本当のこと」
影山知明 × 渡邉格
2017年6月22日(木)
14時半~16時半
場所:タルマーリー(因美線「那岐」駅下車 徒歩約7分)
内容:クルミドコーヒー影山知明さんと渡邉夫妻のトーク
定員:35名様
参加費:2,500円(ランチセット、ドリンク付き)
※イベント開催前に各自、カフェでランチをお召し上がりください。
クルミドコーヒー影山さんとの出会い
一昨年2015年11月、影山知明さんはコメンテーターをつとめておられた「NHK NEWS WEB」で、タルマーリーの「腐る経済」の実践について取り上げて下さいました。そのときに影山さんが掲げてくださったキーワードが、「小さくても本当のこと」でした。
それから今年3月、東京・池袋コミュニティカレッジで行われた「新しい経済のかたちからみえてきた“明日を切り拓く生き方”」という連続講座でも、影山さんと渡邉格がご一緒する機会をいただきました。
そんなご縁からなんと!先日影山さんから「智頭に行きます!」という嬉しいご連絡が~。更に「公開雑談会のようなものを企画するっていう可能性ありますかね?」という光栄なご提案をいただきました。
クルミドコーヒーとタルマーリー、
都会のカフェと田舎のカフェ
クルミドコーヒーでは、お客様と哲学的なテーマについて議論する会「哲学カフェ」を定期的に開催、その際には影山さんが進行役をつとめていらっしゃるそうです。今回も「公開雑談会」というご提案のとおり、ざっくばらんに議論をしていきたいと思います。
それにしても超エリートの影山さん。東大法学部卒、外資系コンサルティング会社勤務後、ベンチャーキャピタルという職種についていたにも関わらず、なぜあえて「カフェ」という非常に地道な世界に転身し、それから何を感じてきたのでしょうか。つまりは、資本主義経済の真っ只中で、利益や効率を最優先する経営を促す立場から一転。一生懸命、時間と手間暇をかけコーヒーやケーキをお客様に届けるカフェの店主へ…。身をもって体験してきた「カフェからはじめる人を手段化しない経済」とは、どのようなことなのでしょう?
クルミドコーヒーとタルマーリーの創業はちょうど同じ2008年。それぞれの著書「ゆっくり、いそげ」と「腐る経済」には共通するキーワードが満載ですが、東京・西国分寺という都会の町と、鳥取・智頭という過疎の町とではだいぶ環境が違います。
さて、今回はそれぞれの立場からどんな議論になっていくのでしょう‥楽しみです!
影山知明 プロフィール
クルミドコーヒー 店主 / クルミド出版 発行人
1973年、東京・西国分寺生まれ。東京大学法学部卒業後、マッキンゼー&カンパニーを経て、ベンチャーキャピタルの創業に参画。その後独立、株式会社フェスティナレンテを創業し、2008年、西国分寺にくるみをテーマにしたこどもたちのためのカフェ「クルミドコーヒー」をオープンする。西国分寺駅はJR中央線で乗降者が最下位にもかかわらず、店内の独特の雰囲気やイベント開催が評判を呼び、「食べログ」(カフェ部門)で全国1位となる。2012年、お店を通じて出会った仲間たちと「クルミド出版」を開始。『10 年後、ともに会いに』(寺井暁子著)『やがて森になる』(小谷ふみ著)など、これまでに5冊の本を発刊。手間と時間をかけた本づくりを行っている。NHK「NEWSWEB」の第4期ネットナビゲーターとして出演。
著書に「ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~」(大和書房)がある。